個人旅行編Ⅰその⑱ガジアンテップ~アイビス鳥類保護園と世界一甘い?バクラヴァ~

 アイビス鳥類保護園>

トキに似た黒い鳥で絶滅危惧種の「アイビス」を保護している保護園。柵がはってあるため、遠くて実物ははっきり見えませんでした。一夫一妻で仲が良い、このトキの羽を持っていると夫婦円満になるとか。新婚さんツアーにも縁起がよさそうな公園ですね。

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この後、カッパドキアからずっと一緒だったツアーの皆さんとはお別れ。皆さんは、もっと東の方へ旅を続けるそう。日本人は、世界的にみても本当に休暇日数が少ないことをまざまざと感じさせられます。(真の国際化とはかけはなれてますね。)タクシーに乗り、一路空港に向かいます。

<世界一甘い?トルコのお菓子、バクラヴァ>

その途中、トルコの世界一甘いと言われるバクラヴァのお店へ。チャイと一緒にいただきましたが、あまーいですが、世界一甘いというのとはちょっと違うかも。なぜかというとインドのもっと甘いお菓子「グラブジャムン(ドーナッツのシロップ漬け)」を日本で食べたことがあるから。

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トルコのバクラヴァは、ピスタチオなども入っておりパイ生地のサクサクとした食感も楽しめるので個人的にはとても好き。美味しいと思います。
日本ではなかなかお目にかかれないのでトルコ料理店などで見つけたら、是非一度トライしてみてください。

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本来ガジアンテップに行ったなら、立派なモザイクを見ることができるゼウグマモザイク博物館http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g297998-d2368196-Reviews-Gaziantep_Zeugma_Mosaic_Museum-Gaziantep_Gaziantep_Province.html(トリップアドバイザー。トルコの博物館は写真が撮り放題という貴重な国なので写真をご覧ください)に寄りたかったところです。モザイク画がとても素晴らしいそうなので、時間がある方は訪れてみてください。

<ガジアンテップ空港からイスタンブールへ>

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美味しいガジアンテップから湾岸戦争の時に日本人を命がけで救ってくださった命の恩人、 「トルコ航空」でイスタンブールへ向かいます。

ガジアンテップ空港からイスタンブール空港までは854km。フライト時間は約1時間40分で、日本でいうところの羽田空港から新千歳空港とほぼ同じ時間がかかりますが、しっかり機内食が出ます。それもサンドイッチ、サラダ、飲み物(ちゃんと聞いてくれるし)、デザート、お水。トルコ航空の機内食は美味しいんです。CAの方もテキパキされていてあっという間に配り終わり。そしてトルコの人は食べ終わるのが早い!比較的早食いと自負していましたが、負けました<(_ _)>

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飛行機の中で出会った、ママと一緒のかわいこちゃん♪ 写真を撮ったらいろんなポーズをしてくれました。(あとでメールで送りました)トルコの子供たちは本当に可愛い♪ それにトルコの人たちは皆小さい子供をと-っても可愛がって大事にします。もちろん目上の人も敬います。昔の日本の良いところが残っていると感じます。

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個人旅行編Ⅰ⑰とってもおいしい!シャンルウルファの料理

国内ツアーも終盤。シャンルウルファのランチにロカンタ(レストラン)を利用。
ツアーでも大体、ロカンタへ行き、沢山並んでいるおかずから好きなものを
選ぶスタイルが主流。
自分で直接見て、好きなものを選べるので嬉しいシステム。

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この日訪れたロカンタ。シェフのおじさんが、ニコニコながら、私が持っている「地球の歩き方」の本を指さして、「この店これに載ってるんだよ!」って教えてくれました。
「あ、ホントだ~!」かなり美味しいお店のようです。

基本、スープ、おかず、サラダ、ライス、パン(トルコの人はパンが大好き)

美味しい豆のスープ♪と山盛り新鮮サラダ

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おかず、大きい茄子に肉が詰めてある、 (日本人が大好きな揚げ茄子にひき肉をのせたもの)と、野菜炒めみたいなもの。Exif_JPEG_PICTURE
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どちらも日本人の口にあって、本当に美味しい!!辛いなどありませんので、老若男女楽しめると思います。
もし、シャンルウルファの街を訪れることがあったら、是非こちらのお店を訪れてみてください。
とびきりのシェフの笑顔と、とびきり美味しい料理が待っています。

個人旅行編Ⅰ⑯シャンルウルファの街

なかなか日本人が訪れるチャンスがないシャンルウルファなので少し街中をご案内

大きい街なので、バザールも大きいです。

夏休みの時期だったせいか、小さい子供がお手伝いしている姿をよく見かけました。昔の日本みたいですね。お店の他に、道端には、ナッツを売る人や葉っぱ(煙草?ミント?)を売る行商みたいな方がところどころに立って商売をしています。いろんなお店のぞきたいけど、ツアーだから、外から眺めるだけ~(ちょっと残念)予想ですが、イスタンブールよりはかなり物価が安いと思います。お買い物天国そうだけに、後ろ髪を引かれます。

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金物屋さんが多いかな。

バザールを抜けると中庭になっていてコーヒーやチャイを飲めるカフェのようなところがありました。トルココーヒーとエスプレッソを飲んで一休み~

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トルコよもやま話編~トルココーヒー占い~

旅の途中でコーヒーブレイク

トルコ国内ツアーの途中で、コーヒーブレイク。ガイドのギュルちゃんに珈琲占いをしていただきました。結果は\(◎o◎)/!ものすごく心当たりがあることをズバリ言われぞっとするほど中ってる!!恐るべしトルコのコーヒー占い

トルコのコーヒーは、水で粉を煮詰めたもの。占いをするために、飲み終わったコーヒーカップソーサーを被せ、ひっくり返します。暫し待った後、そこに現れたコーヒーの粉の広がり具合(人、動物などの形や模様)で占いの結果が判るようです。トルコの人はこの占いができるみたい。もしどこかでトルコ人に出会ったら是非やってもらってください。怖いほど中ります。

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個人旅行編Ⅰ⑮ハランHarran

シャンルウルファの近くにある考古遺跡が多く残る都市ハラン(Harran)へ

広大な大地の真ん中に集落が見えてきます。

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伝統的な木材を一切使わない泥レンガの家、ビーハイヴ beehive(蜂の巣箱状)という工法だそうです。1980年くらいまでは多くの人が住んでいた家ですが、今は観光客向けのものが殆どだそう。こちらもそのひとつ。

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家の中

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上を見てみると、煉瓦がきれいに積まれていて、確かに「蜂の巣 beehive」に見えますね。

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かわいい装飾と家具

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外は物凄く暑いのに、中は涼しくて快適。日本と同じく、先人の知恵ですね。

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こちらでは、民族衣装を貸してくださるので、皆で記念写真も撮ることができます。(真ん中はガイドさん)着ている洋服の上から羽織るだけなので是非試してみてください。

イスタンブールと比べるとかなり物価が安く、この集落の売店で買ったジュースはイスタンブールの半額近いくらいの値段でした。

 

個人旅行編Ⅰその⑭シャンルウルファ観光

ネムルート山から異動してシャンルウルファという大きな街へ。。                   よくある日本の旅行会社のツアーにはほとんど含まれない地域のため、日本人観光客は全くと言っていいほど居ません。                                        日本人がかなり珍しいようで、「ガン見」(悪い意味ではなくて、じーっと見られること。好意は良く感じました)一緒に写真撮ってと言われたりして、アイドルのような気持ちになってしまいました。日本人のみなさん!シャンルウルファに行ったら大人気ですよっ!

この街は、預言者アブラハムの生誕地という言い伝えのある洞窟があることで知られています。

メヴリディハリルモスク Mevlidi Halil mosque

 

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中でお祈りをしている方は撮影してはいけないため、建物と広場の写真です。入口で靴を脱ぎ、袋に入れ持ちます。又、観光の人は、ポンチョのような服をお借りして体を覆って入らせていただきます。中は、ガラス越しに洞窟のようになっており、湿気がありました。                    敬虔なイスラム教の方が熱心にお祈りされており、粗相がないよう少し緊張しました。が、親切なご婦人がお祈りの仕方を教えてくださったり、言葉がわからなくても話しかけてくださったりして嬉しかったです。

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♪広場で出会った仲良い2人の女の子♪

聖なる魚の池(バルックル・ギョル、Balikligöl)

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預言者アブラハムがニムロド王により丘の上で炎で焼かれるに至ったとき,焼けた薪は飛び散り,丘の下に落ちた火が水となって池となり,薪が魚になったという説があり神聖な場所です。さすがに神聖な魚なので、釣りをするような罰当たりなことはされないようで’(笑)魚がいっぱい!白い魚を見たものは天国に行けるという言い伝えがあるそうです。

 

個人旅行編Ⅰその⑬神秘的な山 世界遺産ネムルートダーウ

新年あけましておめでとうございます

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新年にふさわしい、世界遺産ネムルートダーウ(ネムルト山)からの日の出の写真です。昨年はミーラインの活動にご支援いただき誠にありがとうございました。   本年も沢山の楽しいイベント等を開催して行きたいと思っております。      どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年最初の旅行記は、こちらの写真のネムルートダーウです。                                      山に近い街に宿をとり、翌日は、眠い目をこすりながら、早朝暗いうちから出発。ちょっとしたクネクネ道を車で登って行きます。

標高2,134m。夏とはいえ早朝はかなり冷え込むのでジャケットなどが必要です(でも帰りは暑くなるので脱ぎやすいものが良いでしょう)頂上までは砂利道が続くので運動靴で行ってください。

(歩くのが難しい場合は、ロバで登ることも可能です。(有料だと思います)   歩くといっても個人的には問題ない距離でした。

この山は大きな墓とされていますが、小石を無数に積み上げたものなので一度崩すと再現が不可能とみられているため発掘は行われていません。日本の非破壊検査さんでなんとかならないか。。。山頂に着くと大きな石の座像とギリシャ神話やペルシャ神話の神々の頭部、鷲、ライオンの頭部が置いてあります。これらは、コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が紀元前62年に建てたものを言われています。頭が落ちているのは、大きな地震によるものではないかという説が有力です。

ちなみにこれらは後何年か経ったら風雨による浸食を防ぐため、博物館に収容され、レプリカが置かれることになるそうです。実物を見たい方は是非早目に訪れてみてください。

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日の出前の景色。まだ月が山の横に見えます。

そして、みんなで日の出を待ちます。

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朝日に照らされてなんともいえない幻想的な雰囲気になります。

みなさまにとって今年が良い年になられますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

 

 

 

 

クリスマスのお話~サンタクロースのお話、実はトルコで生まれました~

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聖ニコラウス教会近くのサンタクロース象

もうすぐクリスマスですね。

サンタクロースは、白いお髭にトナカイのソリ。フィンランドのサンタクロース村は有名です。
実はサンタクロースのモデルはトルコの聖ニコラウスだということをご存じでない方が多いと思います。(実は、チューリップはオランダ、ヨーグルトはブルガリアが有名ですがどちらもトルコが発祥です。)

2年前にちょうど、地中海沿いのMura(ミュラ)という町にある、サンタクロースの教会を訪れました。トルコでサンタさんは、Noel Baba(ノエルババ=クリスマスのお父さん)と呼ばれています。

裕福な家に生まれた聖ニコラウスは、貧しい人々に金貨を配りました。その時に煙突から金貨を投げ入れたことから、多分、サンタさんは煙突から入ってくる。ことが定説になったと思われます。その時がキリストが生まれた日、12月25日でありました。              クリスマスに靴下を飾る風習も、聖ニコラウスが煙突から投げ入れた暖炉にたまたま靴下が干してあって、その中に金貨が偶然入っていたことから、だそうです。

熱心なキリスト教徒が多いロシア人の方の観光客が多いそうです。この日もロシアからの団体さんが沢山いらっしゃっていました。周囲のお土産屋さんには、サンタクロースの像のミニチュアや、かわいいサンタのマグカップなどサンタグッズが沢山売っていました。

入口

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入口近くにある、聖ニコラウス像。

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多くの方々が左足に触られるため、左のお足だけピカピカになってます。

 

さまざまな建物の装飾

有名なデザイナー達もわざわざこちらに勉強しに来るという建物の装飾は特筆すべきもの。

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聖ニコラウスの柩

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礼拝堂跡

この日はたまたまテレビクルーが撮影に訪れていました。

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壁画

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イスラム教が多いトルコにおいて、キリスト教の聖地をきちんと残している姿勢に敬意を表したいと思います。トルコの人たちの懐の深さを感じます。

ミーラインでは定期的にメンバーの福元さんが、阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロン        http://meikyoku-kissa-violon.com/ にてクリスマスのお話として、聖ニコラウスの読み聞かせを行っております。ご興味のあられる方は是非美味しいコーヒーと共にご参加ください。(コーヒー付きで千円です)お待ちしております♪

 

個人旅行編Ⅰその⑫いよいよネムルートへ出発「ナイフフォークでドンドルマ」

カッパドキアからは、現地のツアーバスに参加して出発!これから、シャンウルファ、ガジアンテップなどの都市もある未知のトルコの東へ向かって進みます。
現地のツアーだけあって、イギリス、台湾、ドイツ、イタリア、フランスなどいろんな国の方々と混乗です。ガイドはギュルちゃん(ギュルとはトルコで薔薇の意味。トルコの方の名前はお花の名前だったりしてとてもすてきなんですよ)英語でのガイドとなります。(デリルの日本語ができるガイドさんも同乗してくれているので問題なし)

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途中、昔の日本でいう旅籠みたいなキャラバンサライに立ち寄りました。

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↑ なんかかわいいクッキー

日本の旅籠の宿みたいなものです。周囲は2m以上の分厚く高い塀と一カ所だけの入口の頑丈な扉。夜は施錠され盗賊などから旅人を守っていたそうです。

扉を入ると広い中庭、その先には、お祈りする礼拝所や厨房、馬やラクダなどを休ませる場所跡が残っています。今は子供たちの遊び場、お土産物屋さんがあるくらいです。

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途中ランチで寄ったレストランの外で焼きトウモロコシを売っていたおじいちゃんとお孫さん。お年寄りと一緒の子供を沢山見かけました。昔の日本みたいでほほえましかった。

【豪華なドンドルマ?MADOのドンドルマアイスをナイフフォークでいただく】

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途中、トルコでは有名なお菓子のお店MADOのお店に寄りました。世界一美味しいというドンドルマアイス。普通だとコーンの上にのってソフトクリーム感覚でいただきますが、ここではリッチにナイフフォークで頂きます。ちょっと濃厚なミルク感ともちもちとした食感はたまりません。アイスの他、ピスタチオを使った濃厚なお菓子も売っています。←お勧め。チェーン店でイスタンブールにもありますが、トルコ国外ではなかなか手に入らないのでチャンスがあったらMADOのお菓子、是非召し上がってみてください。

この後、ネムルートダーウの近くの町のホテルで一泊。いよいよ明日の早朝は、世界遺産ネムルートダーウ登頂です。

個人旅行編Ⅰその⑪世界遺産カッパドキア 美しい夕日に映えるローズバレー

日本からの団体ツアーでは、時間の都合上なかなか行けない場所のひとつ、ローズバレー
中心部より少し離れた場所の高台から夕日が沈むころに絶景を見ることができます。

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ピンク色に染まるカッパドキアの岩は壮大で美しい。

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写真では、なかなか広大さが表現できず、歯がゆいですがほんのりとピンク色に染まる岩群は絶景です。カッパドキアを訪れたら是非訪れてみてください。