個人旅行編Ⅰ⑮ハランHarran

シャンルウルファの近くにある考古遺跡が多く残る都市ハラン(Harran)へ

広大な大地の真ん中に集落が見えてきます。

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伝統的な木材を一切使わない泥レンガの家、ビーハイヴ beehive(蜂の巣箱状)という工法だそうです。1980年くらいまでは多くの人が住んでいた家ですが、今は観光客向けのものが殆どだそう。こちらもそのひとつ。

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家の中

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上を見てみると、煉瓦がきれいに積まれていて、確かに「蜂の巣 beehive」に見えますね。

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かわいい装飾と家具

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外は物凄く暑いのに、中は涼しくて快適。日本と同じく、先人の知恵ですね。

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こちらでは、民族衣装を貸してくださるので、皆で記念写真も撮ることができます。(真ん中はガイドさん)着ている洋服の上から羽織るだけなので是非試してみてください。

イスタンブールと比べるとかなり物価が安く、この集落の売店で買ったジュースはイスタンブールの半額近いくらいの値段でした。

 

個人旅行編Ⅰその⑭シャンルウルファ観光

ネムルート山から異動してシャンルウルファという大きな街へ。。                   よくある日本の旅行会社のツアーにはほとんど含まれない地域のため、日本人観光客は全くと言っていいほど居ません。                                        日本人がかなり珍しいようで、「ガン見」(悪い意味ではなくて、じーっと見られること。好意は良く感じました)一緒に写真撮ってと言われたりして、アイドルのような気持ちになってしまいました。日本人のみなさん!シャンルウルファに行ったら大人気ですよっ!

この街は、預言者アブラハムの生誕地という言い伝えのある洞窟があることで知られています。

メヴリディハリルモスク Mevlidi Halil mosque

 

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中でお祈りをしている方は撮影してはいけないため、建物と広場の写真です。入口で靴を脱ぎ、袋に入れ持ちます。又、観光の人は、ポンチョのような服をお借りして体を覆って入らせていただきます。中は、ガラス越しに洞窟のようになっており、湿気がありました。                    敬虔なイスラム教の方が熱心にお祈りされており、粗相がないよう少し緊張しました。が、親切なご婦人がお祈りの仕方を教えてくださったり、言葉がわからなくても話しかけてくださったりして嬉しかったです。

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♪広場で出会った仲良い2人の女の子♪

聖なる魚の池(バルックル・ギョル、Balikligöl)

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預言者アブラハムがニムロド王により丘の上で炎で焼かれるに至ったとき,焼けた薪は飛び散り,丘の下に落ちた火が水となって池となり,薪が魚になったという説があり神聖な場所です。さすがに神聖な魚なので、釣りをするような罰当たりなことはされないようで’(笑)魚がいっぱい!白い魚を見たものは天国に行けるという言い伝えがあるそうです。

 

個人旅行編Ⅰその⑬神秘的な山 世界遺産ネムルートダーウ

新年あけましておめでとうございます

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新年にふさわしい、世界遺産ネムルートダーウ(ネムルト山)からの日の出の写真です。昨年はミーラインの活動にご支援いただき誠にありがとうございました。   本年も沢山の楽しいイベント等を開催して行きたいと思っております。      どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年最初の旅行記は、こちらの写真のネムルートダーウです。                                      山に近い街に宿をとり、翌日は、眠い目をこすりながら、早朝暗いうちから出発。ちょっとしたクネクネ道を車で登って行きます。

標高2,134m。夏とはいえ早朝はかなり冷え込むのでジャケットなどが必要です(でも帰りは暑くなるので脱ぎやすいものが良いでしょう)頂上までは砂利道が続くので運動靴で行ってください。

(歩くのが難しい場合は、ロバで登ることも可能です。(有料だと思います)   歩くといっても個人的には問題ない距離でした。

この山は大きな墓とされていますが、小石を無数に積み上げたものなので一度崩すと再現が不可能とみられているため発掘は行われていません。日本の非破壊検査さんでなんとかならないか。。。山頂に着くと大きな石の座像とギリシャ神話やペルシャ神話の神々の頭部、鷲、ライオンの頭部が置いてあります。これらは、コンマゲネ王国の王アンティオコス1世が紀元前62年に建てたものを言われています。頭が落ちているのは、大きな地震によるものではないかという説が有力です。

ちなみにこれらは後何年か経ったら風雨による浸食を防ぐため、博物館に収容され、レプリカが置かれることになるそうです。実物を見たい方は是非早目に訪れてみてください。

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日の出前の景色。まだ月が山の横に見えます。

そして、みんなで日の出を待ちます。

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朝日に照らされてなんともいえない幻想的な雰囲気になります。

みなさまにとって今年が良い年になられますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

 

 

 

 

クリスマスのお話~サンタクロースのお話、実はトルコで生まれました~

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聖ニコラウス教会近くのサンタクロース象

もうすぐクリスマスですね。

サンタクロースは、白いお髭にトナカイのソリ。フィンランドのサンタクロース村は有名です。
実はサンタクロースのモデルはトルコの聖ニコラウスだということをご存じでない方が多いと思います。(実は、チューリップはオランダ、ヨーグルトはブルガリアが有名ですがどちらもトルコが発祥です。)

2年前にちょうど、地中海沿いのMura(ミュラ)という町にある、サンタクロースの教会を訪れました。トルコでサンタさんは、Noel Baba(ノエルババ=クリスマスのお父さん)と呼ばれています。

裕福な家に生まれた聖ニコラウスは、貧しい人々に金貨を配りました。その時に煙突から金貨を投げ入れたことから、多分、サンタさんは煙突から入ってくる。ことが定説になったと思われます。その時がキリストが生まれた日、12月25日でありました。              クリスマスに靴下を飾る風習も、聖ニコラウスが煙突から投げ入れた暖炉にたまたま靴下が干してあって、その中に金貨が偶然入っていたことから、だそうです。

熱心なキリスト教徒が多いロシア人の方の観光客が多いそうです。この日もロシアからの団体さんが沢山いらっしゃっていました。周囲のお土産屋さんには、サンタクロースの像のミニチュアや、かわいいサンタのマグカップなどサンタグッズが沢山売っていました。

入口

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入口近くにある、聖ニコラウス像。

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多くの方々が左足に触られるため、左のお足だけピカピカになってます。

 

さまざまな建物の装飾

有名なデザイナー達もわざわざこちらに勉強しに来るという建物の装飾は特筆すべきもの。

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聖ニコラウスの柩

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礼拝堂跡

この日はたまたまテレビクルーが撮影に訪れていました。

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壁画

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イスラム教が多いトルコにおいて、キリスト教の聖地をきちんと残している姿勢に敬意を表したいと思います。トルコの人たちの懐の深さを感じます。

ミーラインでは定期的にメンバーの福元さんが、阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロン        http://meikyoku-kissa-violon.com/ にてクリスマスのお話として、聖ニコラウスの読み聞かせを行っております。ご興味のあられる方は是非美味しいコーヒーと共にご参加ください。(コーヒー付きで千円です)お待ちしております♪

 

エブルアート体験講座ご参加ありがとうございました。

11月8日、9日に江東区古石場文化センターで行われましたエブル体験講座、お陰様で多くの方にご来場体験をしていただきました。
お陰様で盛況に終わりました。ありがとうございました♪

今回時間がなくて、できないけど、次回是非参加したいとおっしゃっていただいた方も多かったため、今回のエブル講座を簡単に振り返ってみたいと思います。

なにせ、スタッフたちも未体験でしたので興味深々。空き時間に体験をしてみました。     先生は、柏崎トルコ村でもエブルを教えていらっしゃったギュルデン先生です。今回は入門編ということで、生徒さんと一緒に基礎的なものを教えてくださいました。(シルク編)

①まず初めに、植物から作った糊のような液体をトレーに作りますP1160811

②予め3つ準備していた自分の好きな色のインクを水面に垂らしていきます。重なっても大丈夫(*^。^*)

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③割りばしのとんがったものを準備して、最初は横に細かく線を作って行きます。

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④横が全部終わったら縦方向へも。この時感覚を狭くすればするほどきれいなマーブル模様ができますので、しんどくてもガンバ!

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⑤縦横が終わって、大きな櫛のようなもので横にサーッと1回なでると見事なマーブル模様に。そのあと、グルグルと模様を作って行きます。

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⑥お花を作りたい場合は、丸く落としたインクを4方向から串でささっとやると、あら不思議可愛いお花になりました~!(^^)!

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⑦できあがったら、シルクの四隅をピンとはって、静かに水面におとしていきます。一番緊張する一瞬です!

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⑧四隅まできちんとうつしたら、手前に引き上げていきます。不思議なことに、インクがよじれたりせずきちんとプリントされていきます。

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⑨出来上がりです!乾かして出来上がりです!出来上がったものは、お水の中に柔軟剤を入れ、お酢をちょこっと入れて、2時間ほど置いてください。糊が取れてフワフワになります。

かなり好評だったので、また開催したいと思います。ご希望者が多くなれば教室としてやっていきたいと思いますので、ご感想ご要望メッセージいただけましたら幸いです。

 

【募集開始しました】~水面で描くアート~エブル体験講座を開催します~

こんにちはYukiです。                                            江東区民祭りではご来場いただき、誠にありがとうございました。メンバーそれぞれ初めての体験でしたが、皆様にトルコのことを知っていただく良い機会をいただき感謝申し上げます。  トルコに滞在されていた方、ご興味がある方、沢山の方のお話を沢山うかがう事できて本当に勉強になりました。

11月8日(土曜日)、9日(日曜日)江東区古石場文化センターで行われます、文化センター祭りhttp://www.kcf.or.jp/furuishiba/event_detail_010300400135.htmlに、ミーラインが参加します。

【今回はトルコ伝統のエブルアート体験!】

エブルとは、9世紀ごろから行われていたトルコの伝統工芸のひとつです。水面に特殊なインクを垂らし、串などを使って模様を描いていきます。それを布や紙に写し取って画として飾ったり、スカーフやブックカバー、包装紙などに加工したりします。イタリアのマーブル画とよく似ています。当日はトルコ人の女性がマンツーマンでやさしく教えてくださいますので、誰でも楽しめる講座になっております。

参加費は、指導料込、1,500円(コットン使用の場合)、2,000円(シルク使用の場合)日本ではなかなか体験できない貴重な機会、是非ご参加ください。      

お申し込みは江東区古石場文化センターTEL03-5620-0224まで、お席に限りがあります。各日時先着順でお申込み受付しております。又、当日はかわいいトルコのハンドメイドの雑貨も販売していますので見学がてらいらしてください♪

チラシです↓

エブル体験講座-1 エブル体験講座-2

 

【エブル作成の様子】

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スタッフ一同、皆様のお申込み、お待ちしております! 

 

 

【江東区民まつり】に出展致します!

第32回(平成26年度)江東区民まつり中央まつりにミーラインが出展致します!

【開催日】 平成26年10月18日(土)・19日(日)
午前10時~午後4時
【会 場】 都立木場公園
https://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/community/14/55.html

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今回の出展のテーマは「たのしいトルコをのぞいてみよう!」です。

トルコの伝統的なお菓子である「バクラバ」と「チャイ」の販売。

現地直輸入の雑貨の展示・販売。

メンバーが撮影した現地のトルコの写真展。

を!
小さなブースめいっぱいで展開致します!!

 

バクラバは衝撃的な甘さですよ(笑)
チャイがないと完食は難しいかも・・・。

そして、私がとってもおすすめしたいのがトルコの雑貨の展示・販売です!
私もほしい・・・。
トルコの雑貨の独特の色使いや、細かい表現には目が釘付けです^^
インテリアにどうやって取り入れるかを考えるのも、とっても楽しいですよ。
是非、お手にとってご覧ください。

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ミーラインにとって設立以来、初の大規模出展となります。
メンバー一同、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
お越しの際には是非ミーラインのブースにお立ち寄りください。

 

最後にお知らせですが
ミーライン、twitter始めました!
@mirayin_org
是非フォローしてくださいね^^

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個人旅行編Ⅰその⑫いよいよネムルートへ出発「ナイフフォークでドンドルマ」

カッパドキアからは、現地のツアーバスに参加して出発!これから、シャンウルファ、ガジアンテップなどの都市もある未知のトルコの東へ向かって進みます。
現地のツアーだけあって、イギリス、台湾、ドイツ、イタリア、フランスなどいろんな国の方々と混乗です。ガイドはギュルちゃん(ギュルとはトルコで薔薇の意味。トルコの方の名前はお花の名前だったりしてとてもすてきなんですよ)英語でのガイドとなります。(デリルの日本語ができるガイドさんも同乗してくれているので問題なし)

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途中、昔の日本でいう旅籠みたいなキャラバンサライに立ち寄りました。

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↑ なんかかわいいクッキー

日本の旅籠の宿みたいなものです。周囲は2m以上の分厚く高い塀と一カ所だけの入口の頑丈な扉。夜は施錠され盗賊などから旅人を守っていたそうです。

扉を入ると広い中庭、その先には、お祈りする礼拝所や厨房、馬やラクダなどを休ませる場所跡が残っています。今は子供たちの遊び場、お土産物屋さんがあるくらいです。

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途中ランチで寄ったレストランの外で焼きトウモロコシを売っていたおじいちゃんとお孫さん。お年寄りと一緒の子供を沢山見かけました。昔の日本みたいでほほえましかった。

【豪華なドンドルマ?MADOのドンドルマアイスをナイフフォークでいただく】

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途中、トルコでは有名なお菓子のお店MADOのお店に寄りました。世界一美味しいというドンドルマアイス。普通だとコーンの上にのってソフトクリーム感覚でいただきますが、ここではリッチにナイフフォークで頂きます。ちょっと濃厚なミルク感ともちもちとした食感はたまりません。アイスの他、ピスタチオを使った濃厚なお菓子も売っています。←お勧め。チェーン店でイスタンブールにもありますが、トルコ国外ではなかなか手に入らないのでチャンスがあったらMADOのお菓子、是非召し上がってみてください。

この後、ネムルートダーウの近くの町のホテルで一泊。いよいよ明日の早朝は、世界遺産ネムルートダーウ登頂です。

個人旅行編Ⅰその⑪世界遺産カッパドキア 美しい夕日に映えるローズバレー

日本からの団体ツアーでは、時間の都合上なかなか行けない場所のひとつ、ローズバレー
中心部より少し離れた場所の高台から夕日が沈むころに絶景を見ることができます。

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ピンク色に染まるカッパドキアの岩は壮大で美しい。

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写真では、なかなか広大さが表現できず、歯がゆいですがほんのりとピンク色に染まる岩群は絶景です。カッパドキアを訪れたら是非訪れてみてください。

個人旅行編Ⅰその⑩世界遺産カッパドキアで名所めぐり

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朝早くのバルーンツアーを終えてホテルに戻りゆっくり外のテラスで朝食。まだ飛んでいるバルーンを眺めながらもオツなものです。

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屋根つたいにニャンコが遊びに来ました。
トルコの猫はいたってフレンドリー。パンでも文句は言いません。少しでも気に入らない餌だと食べないグルメな日本の猫とは違って至極謙虚です(笑)

朝食を食べ終わった後は日本のツアー旅行では行けなかったカッパドキアの名所めぐり。カッパドキアはワインの産地有名なワイナリーに連れてっていただき、ランチは、カッパドキア地方名物の壺料理。壺の中に羊の肉や野菜を入れたシチューみたいなもの。これがウマウマです。

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絨毯工場では、若い女性しか織れないような細かい網目の絨毯を見せていただいたり、希少な絨毯ヘレケを見せていただいたり。

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トルコの絨毯はとても細かく丈夫です。よくあるペルシャ絨毯は、シングルノットといわれる編み方ですが、トルコ絨毯はダブルノットという特徴がある結び方で糸が結ばれているため、丈夫で長持ち。何世代にも渡って受け継がれ使われるのが通常ですし、このトルコ特有の編み方だと、裏の模様もとても綺麗です。素材は、ウール、棉、シルクなどがあり細かさなどで値段も変わってきます。草木で染めたブラウン系、色鮮やかなもの。キリムという独特な模様のものも可愛くて人気があるそうです。良い絨毯を買うのなら一度は絨毯工場に行ってみて、本物のトルコ絨毯の良さを勉強してから買うと、失敗がないかなと思います。

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