聖ニコラウス教会近くのサンタクロース象
もうすぐクリスマスですね。
サンタクロースは、白いお髭にトナカイのソリ。フィンランドのサンタクロース村は有名です。
実はサンタクロースのモデルはトルコの聖ニコラウスだということをご存じでない方が多いと思います。(実は、チューリップはオランダ、ヨーグルトはブルガリアが有名ですがどちらもトルコが発祥です。)
2年前にちょうど、地中海沿いのMura(ミュラ)という町にある、サンタクロースの教会を訪れました。トルコでサンタさんは、Noel Baba(ノエルババ=クリスマスのお父さん)と呼ばれています。
裕福な家に生まれた聖ニコラウスは、貧しい人々に金貨を配りました。その時に煙突から金貨を投げ入れたことから、多分、サンタさんは煙突から入ってくる。ことが定説になったと思われます。その時がキリストが生まれた日、12月25日でありました。 クリスマスに靴下を飾る風習も、聖ニコラウスが煙突から投げ入れた暖炉にたまたま靴下が干してあって、その中に金貨が偶然入っていたことから、だそうです。
熱心なキリスト教徒が多いロシア人の方の観光客が多いそうです。この日もロシアからの団体さんが沢山いらっしゃっていました。周囲のお土産屋さんには、サンタクロースの像のミニチュアや、かわいいサンタのマグカップなどサンタグッズが沢山売っていました。
入口
入口近くにある、聖ニコラウス像。
多くの方々が左足に触られるため、左のお足だけピカピカになってます。
さまざまな建物の装飾
有名なデザイナー達もわざわざこちらに勉強しに来るという建物の装飾は特筆すべきもの。
聖ニコラウスの柩
礼拝堂跡
この日はたまたまテレビクルーが撮影に訪れていました。
壁画
イスラム教が多いトルコにおいて、キリスト教の聖地をきちんと残している姿勢に敬意を表したいと思います。トルコの人たちの懐の深さを感じます。
ミーラインでは定期的にメンバーの福元さんが、阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロン http://meikyoku-kissa-violon.com/ にてクリスマスのお話として、聖ニコラウスの読み聞かせを行っております。ご興味のあられる方は是非美味しいコーヒーと共にご参加ください。(コーヒー付きで千円です)お待ちしております♪