カッパドキア 世界遺産にはギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群として1985年に登録。紀元前2,000年前後のヒッタイトの時代には、街としてカッパドキアができあがっており、キリスト教との関係は深く、聖書にはパウロがこの地を訪れたという記録も残っています。
4世紀前後から、ローマ帝国によって迫害を受けたキリスト教徒がこの地に集落を築き、後にローマ帝国はキリスト教を国教化するもつかの間、続いてイスラム勢力がこの地を治めると、キリスト教徒は再び迫害から逃れるため、地下にもぐります。ギョレメの地名は「見てはならぬ」の意味があり。「見られてはならぬ」キリスト教徒たちは身を隠すため、岩窟に教会を作り、地下都市を造って行きました。地下都市として有名なのがカイマクル、(日本の旅行会社のツアーでは大抵ここに行くと思います)住居をはじめ、台所、教会、ワインセラー、食料庫などが作られ外に出なくても用が足せるようさまざまな穴が掘られています。一部の穴では鳩を飼ってその糞を肥料に使うなどの工夫もされていたそうです。
有名な奇石スリーシスターズとラクダ岩
面白い形の岩に名前を付けるのは日本だけではないようですね。
沿道には、地元のアンネ(おかあさん)たちがレース編みなどを売っています。トルコの女性はとても手先が器用。網目がとても細かく質が良いので是非ご覧になってみてください。
今も洞窟住居に住んでいる人が多いそうです。かなり快適で人気だとか。
カッパドキアでのびーるドンドルマアイスをいただきました。
この時はたまたまツアーでかなり良いホテル(アナトリアハウス)に泊まることができました、非日常的な空間が味わえる洞窟ホテルは人気が高いそうです。
ジャグジーがあるお部屋があったり。こちらのお食事は格別美味しかったです。ハマム(サウナ)とミニプールもありゴージャスな気分が味わえました。カッパドキアに泊まるなら少し奮発して洞窟ホテルに泊まることをお勧めします。
カッパドキアはフランスのTV番組で紹介されてからフランス人の観光客がものすごく増えたそう。カッパドキアは、個人旅行編でももう一度訪れ、ツアーでは時間がなくて体験できなかったことにも挑戦していますのでお楽しみに♪