さて、工房はさらに奥に進みます。
畑の中にあらわれる工房は、そう日本人には鍛冶屋といえば雰囲気が伝わるかな。
小さいけど、ここから職人さんの手によって、生み出されるのだ!
雰囲気ありますね。どこか懐かしいような。
中からカンカンと槌を打つ音が聞こえてきます。覗かせていただくと…。
丁寧に目玉をてんてん、ちょいちょいと形を作っていきます。だから、本当に手作り。一つとして同じものはできないのがわかります。
こんな魚もうまくできるんですねえ。
ひょいひょいつまんで、炉から出たら、あらもう魚になってる!日本の飴職人をふと思い出しました。
伝統のナザールボンジュ工房の運営をし、ご本人も職人さんのマームット スルさんは、2012年に、ユネスコの世界遺産として認定されています。
実際は優しい雰囲気だけど、この写真はきりっとしてますね。
工房裏は薪が積まれ、周りを畑と自然が囲みます。
何かのんびりしますね。これはざくろかな?
夏に訪れるとよくこんな赤い花を見かけます。何度か名前を聞いてるのに、すぐ忘れてしまいます。
ナザールボンジュって、お守りだけど、どこかかわいらしい感じがするのは、のんびりしたこの土地の空気から生まれるからなんだろうな。
新しいデザインも職人さんのアイデアで、バラエティは無限大。
都会でも見かけるたびに、新しい発見あります。でも共通するのは、人の手から生み出された、素朴な温かみ。
来てよかったです。
ありがとうございました!