アルテミス神殿跡
アルテミス神殿は、世界七大不思議のひとつといわれています。ここで言う七不思議は、① ギザの大ピラミッド② バビロンの空中庭園③ エフェソスのアルテミス神殿④ オリンピアのゼウス像⑤ ハリカルナッソスのマウソロス霊廟⑥ ロドス島の巨像⑦ アレクサンドリアの大灯台(青い文字をクリックするとwikipediaに飛びます)
実は、この七不思議のうちトルコには③と⑤の2つ存在します。ハリカルナッソスのマウソロス霊廟は、後にご紹介する個人旅行編でご紹介します。
そして、世界遺産になってもおかしくないくらい立派なエフェソス遺跡
入口 ヴァイルスの浴場跡(2世紀に作られたローマ浴場)
ハドリアヌス神殿 2世紀にローマ皇帝ハドリアヌスのために造られたコリント式神殿。神殿の屋根は落ちてしあmっていますが正面の美しいアーチは残っています。中央の胸像は運命の女神、市の守護神であるティケ、その奥には悪魔祓いのためにメデゥーサが飾られています。メデゥーサの下の部分には、エフェソスの創設の神話や、神々の話が描かれていて、興味深い。ハドリアヌスはローマ帝国の五賢帝のうちのひとりになります。(青文字をクリックするとwikipediaに飛びます)
- ネルウァ(Marcus Cocceius Nerva)
- トラヤヌス(Marcus Ulpius Nerva Trajanus)
- ハドリアヌス(Publius Aelius Traianus Hadrianus)
- アントニヌス・ピウス(Titus Aurelius Fulvius Boionius Arrius Antoninus Pius)
- マルクス・アウレリウス(Marcus Aurelius Antoninus)
勝利の女神NIKE ギリシャ神話に出てくる女神NIKEスポーツメーカーのナイキのマークはこのNIKEの翼からイメージして作られたもの
セリシウス(ケルスス)図書館 表の部分しか残っていませんが、とても大きく美しい建物。当時、アレキサンドリア、ベルガマと並ぶ三大図書館に数えられ、12万冊の蔵書があったと言われています。 中にある、四体の女性像は、それぞれ知恵、幸運、学問、美徳を象徴しているそう。
トラヤヌスの泉 皇帝トラヤヌスのために造られた泉
メミウスの碑
ローマの独裁官スラと息子ガイウス、孫のメミウスと三代にわたるエフェスの支配者が祀られています。
オデオン1400人が収容でき、当時は屋根がついていたといわれています。音楽堂という用途の他議事堂としても使われていたようです。
遺跡に挟まってる?ネコ。暑そうです。
ヘラクレスの門獅子の毛皮をまとっているヘラクレスが彫られている。撮影ポイントになってました。そして、海に向かって続く大通りクレディア通り。両側には商店などが建ち並び賑やかだったそうです。
クレディア通り美しいモザイク
ここはどこでしょう?鼻をつまんでますね(笑) 答えは、公衆トイレです。
大劇場跡
装飾が施された美しい建物とモザイクは必見です。